安全な投資としてよく聞く国債ですが、
実際、どんな感じなのでしょうか。
国債のシステムを簡単にいえば、
- 国にお金を貸します。
- その利子を受け取ります
- 満期で元本を返してもらいます
実は運用ではなく、貸して返してもらうだけなので元本割れがありません。
元本割れなし
元本割れがおきるのは、日本経済が破綻する時です。日本国債のデフォルトはかなり低いと考えます。
国債は金融機関で分別管理されるのでその金融機関が破綻しても必ず返還されます。これはリスク回避に利用できます。しかも購入金額に上限がありません。
※財務省のHP”日本の財政を考える”から抜粋だと、
『普通国債残高は、累増の一途をたどり、2022年度末には1,026兆円に上ると見込まれています。/ 国債の信任が失われれば、通貨の信任や金融機関の財務状況にも悪影響をおよぼします。たとえ、自国通貨建債務でも資本逃避のリスクが存在します。/ 各国の格付け Moody’s 日本は「A1/A+」、S&P 日本は「A1/A+」、Fitch 日本は「A2/A」(2022年3月9日時点)』とのことです。
どこで買えますか
国債は、証券会社、銀行等の金融機関などで購入できます。
国債の特徴
○ 元本割れはないと思います。
○ 最低金利も補償されています。
○ 種類は3つ
- 固定金利で5年満期
- 固定金利で3年満期
- 変動金利で10年満期
○ 毎月発行しています。
○ 購入金額は1万円からで上限はありません。
○ 中途換金が出来ます。
財務省のHPでシミュレーションができます
早速やってみました。
〈受取り利子シミュレーション〉
満期まで持っていたら利子が全部でいくらになるのか?
Step 1. 固定5年を選びました。
Step 2. 第135回債(発行日令和4年7月15日)、
10万円を選びました。
//結果です//
5年後に250円儲けることが出来ます。
次に
〈中途換金シミュレーションです〉
途中解約したらいくら戻ってくるのかがわかります
Step 1. 固定5年を選びました。
Step 2. 第135回債(発行日令和4年7月15日)、
中途換金実施日令和7年7月15日(これは適当に3年後を選びました)
中途換金する額面は、10万円にしました。
//結果です//
(中途換金時の受取金額99,962円税引前
前回までの受取利子累計150円税引き前)
受取金額の合計(税引前): 100,112円
3年後に112円儲けることが出来ます。
〈まとめ〉
私が思うには、儲ける目的ならば他に魅力的な商品があるように思います。
証券会社や銀行でのペイオフ(1000万円と利息)の対象外であり購入金額に上限がないことから、お金持ちのリスク回避にはかなり有用だと思います。
正しい情報は財務省のHPで確認。
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